ドライブレコーダーの普及率が上がってきていますが、「前後の録画は必要なの?」と迷われている方も多いのではないでしょうか。
前方を録画するドラレコでは、事故が起きた際の映像は前方のみしか映せません。
後ろからの追突やあおり運転には、後方のカメラが必要になりますので、ドラレコのカメラは前後必要なものと言えます。
ドライブレコーダーは前後必要か?
ドラレコは前方を映すものが一般的です。
事故の多くは前方で起こるものなので、前方のカメラは必須と言えます。
また、前方のカメラだけでも、カメラの映像に映っていない箇所で、事故が起こったとしても、証拠としては、ある程度効力を発揮します。
事故前後の話し声やクラクション等の音からでも、周りの状況が推察されるからです。
しかし、これはあくまでも推察であるため、ハッキリとした証拠を残すためには映像が必要です。
そのため、追突事故にあった際の確固たる証拠として、後方にもカメラを設置することをおすすめします。
最近では、あおり運転という危険な運転をする人もニュースで見かけます。
あおり運転は非常に危険で悪質な行為です。
あおり運転の証拠を記録することやあおり運転自体の予防として、後方のカメラは役に立ちます。

あおり運転は、「妨害運転罪」として1回で免許取消処分になることや最長5年の懲役又は100万円以下の罰金に処されますので、後方のカメラは効果的です。
後方カメラの後付け方法について
「ドライブレコーダーは前方にしかつけていなかった。」
という場合は、後方カメラを後付けすることができます。
ドラレコには、後方だけで単独で動くタイプのものがあります。
既に、前方にドライブレコーダーをつけている場合は、後方だけで単独で動くタイプもので後付けすることができます。
また、前方のカメラと同じメーカーであるなど、一定の条件が整えば前方のカメラと連動して動かすこともできます。
後方にカメラを設置する注意点も押さえておきましょう。
リアウインドウに設置する場合、設置場所及び配線の長さに注意する必要があります。
後ろのドアを開ける際に、窓も動くタイプであれば配線の長さを開いた時の長さで調節する必要があります。
ご自身での装着が不安な場合は、専門家に設置を依頼しましょう。
ドライブレコーダー前後2カメラ
あおり運転の影響もあり、ドライブレコーダーは前後2カメラが主流になりつつあります。
ドライブレコーダーをつけていない方は、初めから前後2カメラがセットになったドラレコを選ぶことをおすすめします。
また、前方だけドライブレコーダーをつけていた方でも、買い替えるという意味で、前後2カメラのドラレコにするのもいい考えだと思いますよ。
なお、ドライブレコーダーを選ぶ際は、夜でもしっかり映像が確認できること、ナンバープレートがハッキリ見えることなどが重要ですので、選ぶ際の参考にしてみてください。
まとめ:ドライブレコーダーは前後必要か?
これまでは、前方のみのドライブレコーダーが主流でしたが、現在は前後のドライブレコーダーがかなり普及しています。
これは「あおり運転」の影響が大きいと思います。
後ろからの急接近やギリギリで張り付いてくる車に対して、後方にドラレコがあることは、あおり運転の牽制や犯行の証拠に繋がります。
自分自身を守るためにドライブレコーダーは、前後は必須の時代になっていると思います。
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