ドライブレコーダーの駐車監視機能でドアパンチ対策はできる？当て逃げにも

ドアパンチをされているのを見つけたら、自分の心もへこみますよね。

しかし、ドライブレコーダーの駐車監視機能でドアパンチ対策は可能です。

正確に言うとドアパンチされた後の証拠を残すことができます。

また、ドアパンチ以外にも当て逃げの証拠を残すことができるのも駐車監視機能です。

この記事では、ドラレコの駐車監視機能を詳しく紹介し、ドアパンチや当て逃げに有効であることと、駐車監視機能のデメリットも紹介します。

ドライブレコーダーの駐車監視機能でドアパンチ対策はできる？

ドラレコの駐車監視機能は主に３つの機能があります。

この３つの機能があることからドアパンチや当て逃げの証拠を残すことが来ます。

まずは、この３つの機能について説明します。

カメラの視野内で動く物体を感知した際に、自動で録画を開始する機能です。

この機能により、駐車中や車内が無人の際でも、周囲で発生した動きや不審な行動を記録できます。

一般的なドライブレコーダーでは、内蔵されたセンサーが動きを感知すると録画をトリガーします。

これにより、常時録画と比べてデータ容量の節約が可能で、必要なシーンだけを効率的に記録できます。

また、最新機種ではAIを搭載し、人や車の動きを精度高く検出する機能も進化しています。

ただし、動体検知録画は動きのない状況では録画されないため、すべての瞬間を記録したい場合には適しません。

選ぶ際は駐車監視モードや常時録画との併用が可能なモデルを検討するとよいでしょう。

車に衝撃を感知した際に自動で録画を開始する機能です。

この仕組みは主に車両に搭載されたGセンサーによって実現され、事故や当て逃げなど、重要な瞬間を記録するために役立ちます。

Gセンサーは、車に加わる加速度や振動を感知し、設定された基準値を超えた場合に録画をトリガーします。

この機能により、走行中だけでなく駐車中の衝撃にも対応でき、防犯や事故証拠の収集に大きな効果を発揮します。

さらに、多くのモデルでは、衝撃を検知した映像を通常の録画データと分けて保存する仕組みがあり、重要な映像が上書きされるリスクを軽減します。

ただし、衝撃の感度設定を適切に調整しないと、些細な振動でも録画が作動し、不要なデータが増える可能性があります。

最適な感度設定を行い、日常の安心を確保しましょう。

駐車監視機能での常時録画は、エンジン停止後も録画を継続します。

駐車監視には、車両のバッテリーから電力を供給し、エンジン停止中でも録画を続ける方法が一般的です。

駐車中も連続して映像を記録しますが、車両バッテリーの消耗が早くなる可能性があるので、注意が必要です。

駐車監視機能を利用する際は、車両バッテリーの電圧低下によるバッテリー上がりを防ぐため、バッテリー保護機能が搭載されたドライブレコーダーを選ぶことが重要です。

また、ドライブレコーダーの設定や接続方法によっては、エンジン停止後に録画が継続されない場合もあるため、適切な設定と配線が求められます。

ドラレコの駐車監視機能では、常時録画することが一番間違いないものとなりますが、バッテリー上がりの心配や容量が膨大に必要になることも考慮する必要があります。

一方、動体検知録画（モーションセンサー録画）と衝撃検知録画（Gセンサー録画）では、動きや振動があった場合にだけ録画がされます。

常時録画のバッテリー上がりと容量の心配が軽減されます。

よって、この動体検知と衝撃検知を併用し、使用することがおススメの設定といえます。

ただし、衝撃検知録画は風で少し揺れただけでも録画するほど、繊細な設定になっている場合もあるので、試行錯誤して設定を変更する必要はあります。

ドラレコの駐車監視機能を使えば、ドアパンチや当て逃げの対策になります。

未然に防ぐためには、ドラレコで録画中などのステッカーを貼ることで対策の効果が上がります。

わざわざ録画されているのがわかっていて、ドアパンチする人はそうそういませんので、目立つようにステッカーを貼りましょう。

また、駐車監視機能の常時録画はコスパが悪いので、動体検知と衝撃検知のどちらか、または、両方を併用できるタイプのドラレコを選びましょう。