「空き巣に入られた人は家をぐちゃぐちゃに荒らされると聞いていたけど、荒らされていない場合もあるの?」
空き巣は家を土足で入り込み、タンスや引き出しを空けっぱなしで家を荒らして出ていくことが多いです。
一方で、家を荒らさないで空き巣をする犯人もいます。
家を荒らさない場合、空き巣の犯行に気付かない可能性があり、犯人に一定のメリットが生じます。
空き巣に荒らされていないのはなぜ?
空き巣に荒らされていないのには、犯人にメリットがあるからです。
- 犯行を気付かせない
- 効率的な犯行を行うため
- 同じ家を狙うため
犯行を気付かせない
空き巣の犯行を気付かせない、または、気付くのを遅らせるために部屋を荒らさないことがあります。
部屋がいつもと同じ状況で、あまり開かない引き出しに貴重品を入れていたとして、それを盗まれてもすぐに気づかない可能性があります。
空き巣に気付かせないことで、逃走のための時間を稼ぐことができます。
また、周囲の防犯カメラの映像記録も時間が経てば、記録が消えていくため犯人としては捕まるリスクが減っていきます。
効率的な犯行を行うため
簡単に侵入でき、貴重品が手に入りやすそうな家を優先するのが空き巣の基本戦略です。
侵入に時間がかかりそうな家や、収穫が少ないと判断される家は、犯人にとって「効率が悪い」とみなされ、避けられる傾向があります。
つまり、必要な物だけを最小限奪っていくため、結果的に荒らされずに済むということです。
同じ家を狙うため
何度も同じ家を狙うために家を荒らさないこともあります。
例えば、10万円入っている封筒から3万円だけ抜くなど、バレない程度に犯行を行い、何度も犯行を行う可能性があります。
家が荒らされてない場合にまたくる可能性は?
家を荒らされていない場合は、犯人がまたくる可能性が高いです。
特に、犯行がバレない程度の被害の場合、時間をおいてくることを想定している可能性があります。
また、家への入りやすさや現金や貴重品が盗みやすいことがわかっているので、再犯の可能性が高いです。
一度、空き巣に入られたからもう来ないと思わずに、しっかりとした対策を取る必要があります。
空き巣被害に遭わないために!犯行を防ぐ具体策
空き巣被害を未然に防ぐ具体策について、以下のとおり5つ紹介します。
1. 防犯対策の基本を見直す
空き巣被害を防ぐためには、まず自宅の防犯対策を見直すことが重要です。
玄関や窓に防犯カメラやセンサーライトを設置することで、不審者の侵入を抑止する効果が期待できます。

また、二重ロックや補助錠を活用することで、侵入を困難にすることも効果的です。
特に、古い鍵や窓の施錠具は防犯性が低い場合があるため、最新の防犯設備にアップデートすることを検討しましょう。
空き巣の侵入経路で一番多いのが「窓」になりますので、一番対策が重要です。
2. ホームセキュリティを導入する
ホームセキュリティを導入している家には、契約している会社のステッカーが貼られています。
そのステッカーを見るだけでも、わざわざ空き巣に入ろうとは思わなくなります。
また、ホームセキュリティの良いところは、お出かけ中でも在宅中でも365日24時間の見守り体制があります。
さらに、万一の時にはガードマンが駆けつけてくれます。
空き巣に鉢合わせた時にも、ガードマンが来ることがわかっていれば少しは安心です。
3. ご近所づきあいを活用する
地域の防犯意識を高めることも、空き巣対策には有効です。
ご近所同士で声を掛け合い、不審者の目撃情報や防犯意識を共有することで、地域全体の安全性が向上します。
また、防犯パトロールや町内会の活動に積極的に参加することで、地域全体の防犯意識を高めることができます。
4. 留守中の工夫を取り入れる
長期間留守にする場合は、空き巣に「家が無人である」と悟られない工夫が必要です。
郵便物をため込まないようにし、新聞の一時停止や、配送物の受け取りを手配しましょう。
また、タイマー付き照明や音声アラームを活用して、不在中も人の気配を演出することで、空き巣に狙われる可能性を減らせます。
5. 最新の防犯技術を活用する
最近ではスマートホーム技術を活用した防犯システムが増えています。
スマートドアベルや遠隔監視カメラを導入すれば、スマートフォンで外出先から自宅の様子を確認でき、異常があれば即座に対応できます。
これらの技術を積極的に活用することで、より高度な防犯対策が実現できます。
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まとめ:空き巣に荒らされていないのはなぜ?
空き巣に荒らされていないのは、犯人側にメリットがある可能性が高いです。
犯行の発見を遅らせることや、再度、犯行を行うことなどが考えられます。
空き巣に一度あったからもう来ないと思っていたら、また、空き巣被害に遭う可能性があります。
この家は入りやすいと目とつけられつと何度も被害に遭う可能性があります。
空き巣被害にあった方も、まだ空き巣被害にあっていない方も、空き巣にあって後悔するよりも、対策にお金をかけ過ぎて後悔した方がいいと思います。
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