防犯対策のために、防犯カメラを設置したのはいいけれど、コンセントを抜かれたり、線を切られたりすることで映像が残らないといった状況が考えられます。
このような場合の対策方法は以下のとおりです。
- 家の中から電源を確保する
- 高所などコンセントが届かない位置に設置する
- 換気口に配線を通す
- コンセントのないタイプの防犯カメラを設置する
この記事では、防犯カメラのコンセントを抜かれないようにする対策方法について、詳しく紹介します。
防犯カメラでコンセントを抜かれる可能性の対策方法について

防犯カメラはコンセントを抜かれたり、配線を切られたりすると映像を残せなくなる可能性があります。
これらを防ぐための対策を4点に絞って解説します。
家の中から電源を確保する
電源を家の中から確保することで、コンセントを抜かれる心配は無くなります。
配線の劣化等も防ぐことができ、一石二鳥の対策となります。
しかし、デメリットして防犯カメラの設置等の工事が必要になります。
壁に配線を通すため、壁の一部壊すなどの工事が必要となるため、少し手間がかかります。
高所などコンセントが届かない位置に設置する
例えば、2階など高いところに防犯カメラを設置して、コンセントも同様に高い位置から確保することで、抜かれる危険性を最小限に抑えます。
しかし、コンセントが高い位置にあることが条件となりますので、条件に合致しなければ行うことができません。
換気口に配線を通す
換気口から配線を通し、室内で電源を確保することで、コンセントの抜かれる危険性がなくなります。
配線がほとんど外部に出ることがないため、配線の劣化や破損を防ぐ効果があります。
気を付けなくてはいけないことは、換気口を通すことで家の換気機能に悪影響を与えないこと確認する必要があります。
コンセントのないタイプの防犯カメラを設置する
コンセントのない防犯カメラは主に以下の2点あります。
- 電池式
- ソーラー式
それぞれ配線がないためコンセントを抜かれる心配はありません。
電池式
電源の確保が難しかったり、取り付けが難しいという問題を解消できるのが、電池式の防犯カメラです。
電池式は電池の交換が手間という欠点はありますが、思ったほど頻繁に交換する必要はないタイプがあります。
ソーラー式
ソーラー式は電池式と同様に、電源の確保が難しかったり、取り付けが難しいという問題を解消できます。
天気の悪い日が続くと電池切れになる可能性がありますが、USBなどで充電が可能なタイプもありますので、電池切れの心配はする必要がありません。
ソーラーでの発電のため電気代が安価で済むというメリットもあります。
防犯カメラの設置の際の注意点について
防犯カメラを設置する際に考慮すべき点を3点まとめましたので、併せてご確認ください。
- 死角を作らない設置場所の選定
- 防犯対策の周知
- 定期的なメンテナンス
死角を作らない設置場所の選定
空き巣や強盗は防犯カメラの死角を縫って、犯行に及びます。
広角レンズのカメラや複数台のカメラによりできるだけ死角を作らない設置場所の選定が必要となります。
防犯対策の周知
防犯対策をしていることをしっかりと周知しましょう。
カメラの存在を示すステッカーやサインを付けることで、防犯カメラ設置の効果を高めることができます。
定期的なメンテナンス
防犯カメラは設置して終わりではありません。
カメラが正常に動いているか、録画はされているか、画質は問題がないか、などなど定期的にチェックすることでいざという時に困らないようにしましょう。
まとめ:防犯カメラはコンセントを抜かれる可能性も!?
防犯カメラのコンセントを抜かれると、せっかく対策した防犯対策が無駄になってしまいます。
配線やコンセントが外にある場合、設置場所に注意する必要があります。
まだ、防犯カメラを購入していない方は、配線のないソーラータイプの防犯カメラを考えてみるのもいいアイディアだと思います。
防犯カメラは安いものではないので、まさかの状況も考えて選びましょう。

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